元県議の妻を公選法違反で起訴

ことし4月に行われた県議会議員選挙の吾妻郡選挙区で当選し、その後、辞職した元議員の妻が、当選後に報酬として運動員に菓子折を配ったなどとして書類送検された事件で、前橋地方検察庁は22日、この妻を公職選挙法違反の罪で起訴しました。

起訴されたのは、ことし5月まで県議会議員を務めていた南波和憲元議員の68歳の妻です。
起訴状などによりますと、この妻は、ことし4月の県議会議員選挙に吾妻郡選挙区から立候補した南波元議員の選挙運動をしていた9人のうち、7人に対して当選後に報酬として合わせて4万円余りに相当するようかんを配ったほか、8人に対して現金合わせて80万円を渡そうとしたなどとして、公職選挙法の事後買収の罪に問われています。
検察は妻の認否を明らかにしていませんが、警察によりますと、調べに対して「選挙運動に対する謝礼として渡した」と供述していたということです。
一方、ようかんを受け取ったとして公職選挙法違反の疑いで書類送検された7人について、検察は不起訴処分としました。