屋根の一部が破損したアパート(9日、秋田県由利本荘市石脇で)=永山太一撮影

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 8日午後9時20分頃、秋田県由利本荘市石脇で、住宅の屋根が吹き飛ばされるなどの被害があった。

 住民の間では「雷鳴がやんだ後、地震のような揺れを感じた」との証言もあり、秋田地方気象台は9日、突風が発生したとみて、現地へ「気象庁機動調査班」を派遣した。

 由利本荘市危機管理課によると、住宅1棟の屋根材が約4・5メートル四方の型枠ごと吹き飛ばされ、南東へ約100メートル離れたアパート駐車場で見つかった。このアパートの屋根の一部も破損したほか、付近の空き家のトタン屋根や倉庫の波板壁がめくれるなどの被害も確認された。けが人は出ていないという。

 同調査班の調べによると、突風の風速は推定約40メートルで、乗用車を横転させる程度の威力があるという。発生当時、警報などは発令されていないが、「発達した積乱雲が通過していた」としている。

 近所の住民は「朝起きたら(被害に遭った家の)屋根がなく、うちの庭に屋根の部材らしい破片が散乱していた」と話していた。