北九州市の非常勤職員だった森下佳奈さん=当時(27)=の自殺を巡り、同僚が、森下さんが上司から「それで給料分働いていると思っているのか」などと言われていたと市の内部調査に証言したことが12日、分かった。市から調査結果の開示を受けた遺族が同日、記者会見して明らかにした。

 森下さんは、2012年から同市戸畑区役所で育児に悩む保護者の相談を受ける業務を担当。うつ病を発症して退職し、15年5月に自殺した。遺族は上司のパワハラなどが原因だとして、市に損害賠償を求めて福岡地裁に提訴している。