【10月18日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は17日、はくちょう座Cygnus)の中心部についてのイメージ図を公開した。イメージ図では、中心部から噴出物が出ており、その周りをドーナツ状に宇宙のちりが取り囲んでいる。その形状は「トーラス」と呼ばれる円環面だ。

 (イメージ図のような)並行噴射は、天文学者たちにとっては、銀河の中心にある超大質量ブラックホールの存在に関するもっとも強力な証拠になっている。これらのブラックホールについては、周辺の物質を吸い込みながら、超高速で噴射物を発するなど活動的に見えるものもあれば、何の動きもないものもある。

 イメージ図では、磁場が円環面の形状の中で宇宙のちりをとらえている様子が描かれている。こうした磁場は、円環面の形に宇宙のちりを閉じ込めて、銀河の中心に隠れたブラックホールを手助けする力になり得る。その上、「空腹の」ブラックホールが吸い込める近さに、ちりを留め置くこともできる。(c)AFP